俺的レビュー

人材派遣業界、イベント業界、パチスロ業界、広告代理業を経験。現在はフリーとしてとある界隈で活動中。

逃げるは恥だが役に立つ

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…よりも、火のない所に煙は立たぬ、と言う言葉が相応しい。

タイトルは分かる人には分かるキーワード。
こんにちは。ブラック企業が大嫌いな俺です。

今日は糞台よりも糞企業について語ることになる。

 

労務と人事、と言うのは似て非なるものであるが密接にかかわっている。
仕事柄、職場の悩みや就職(転職)活動の相談を知人から受ける事が多い。
そんな中、数日前に以前同じ職場だった知人から一本の電話が。
どうやら応募中の企業がうさんくさい。辞退すべきかどうか、とのこと。

何を以てブラックか、という定義はさておき。
彼は面接場所の本社で開口一番「あっ…」と悟ったと言う。

 

彼の応募先である企業名をgoogleさんで調べてみると、まーうさんくさい。
とある執行役員がネットで物議を醸しだす発言をして炎上、上の取締役が取り繕うがさらに炎上。
転職サイトでは元社員が8時から23時まで勤務、土日休み無し、など劣悪な状況下、低賃金でこき使われいるなど100件超に及ぶ書き込みがあった。
(証拠に。知人曰く、人事担当からのメール返信は朝8時に届いたそうだ。)
炎上事件があった日以降も建設的な書き込みはまるで見受けられなかった。
この企業は「人を大切にしている」と経営陣が豪語している。いわゆるあくまで「自称」だ。
それを判断するのは雇われの立場である。

 

さて。
知人は1次面接(面談?)で応対してくれた人事担当の女性はかなり好感が持てたらしい。
彼のこれまでの経験にきちんと耳を傾け、共感してくれたそうで、彼は一緒に仕事をしたいとまで思えたそうだ。

 

数日後。
良くも悪くも無事彼は2次面接へ進む。
予め執行役員「S」(炎上の役員とは別人)との面会になると人事担当からメール。
その時点で、彼は俺に先述の相談があった。
探るだけ探って、抵抗があるなら堂々と辞退しろと言う助言をしておいた。
これがのちのプランBである。

 

面接当日。
初回の応対してくれた女性が場を繋ぐ中、執行役員Sは40分以上遅刻して現れた。

*詫びなし
*遅刻の理由なし
*名乗り無し(事前連絡で名前を把握しているだけで本人すら不明)
*持参した履歴書類を片手でテーブルに放り投げる


執行"役員"は通常、取締役ではない。
つまりは給料は「給与」として支払われ、雇う側の立場ではない。所詮は雇われの身なのである。
だがSは悪い意味で「俺は役員だぞー」的オーラをプンプン放ち、終始ドヤ顔で臨んでいたらしい。
従事することで賃金を得られるが、言い方を変えると従事させることは賃金を支払う義務が生じる。
それ以外の関係では対等な関係であって、優劣をつけてはいけない。
ましてや、雇用関係ではない第三者に対し、雇われの身の最上級職が失礼な対応をするようなら企業のレべルが知れる。


知人は厳かにプランBを発動した。
プランB。それは応募者が面接官を見極めると言う、いともたやすく行われるえげつない行為。
応募する側も、また企業を見定めているのを忘れてはいけない。


【人事としての技術があるか】
予め緊張のフリをしておけ。実務ベースの話を具体的にするかがカギだ。
肩書や資格だけを見てくる輩は確実に実務が出来ない。


【順法精神はあるか】
ネットの評判は事実なのか、どうなのか打診
結論から言うと「ベンチャーマインド」と言う魔法の言葉で誤魔化していた。
YESでもNOでも明言しないと、双方宜しくない。
また、有耶無耶な回答をする=決断力の欠如や責任転嫁の傾向が垣間見える。


【プライドだけでなく応募者の意思を汲み取れるか】
知人の応募職種は、つまるところ社内外のトラブルのケツ拭き部門だった。
(事前調査済みの)当該企業の評判を言及したり、執行役員Sの古巣である別業界をロジカルにボロクソ言ったらどう態度を取るか。
"執行役員"と言う立場は要職である。経営層と密接にかかわる以上、事実を受け止めなくてはならない。
トラブルを一時的に解消するのと、未然に防ぐでは雲泥の差だ。
起きてしまったことは致し方ない。本当に再発防止に努められるのか。
会社を変えていくことを丸投げ、とも捉えられる。
社内外注している場合じゃない。変わるのは経営陣のマインドからだ。
それにどう応えていくかが見ものであったが、声を荒げていたそうだ。
少なくとも、Sは従業員や会社を守る事より、自分の立場を守ることが先行している残念な執行役員だった模様。


…と言う事で知人は求職者と言う社会的弱者を演じ続け、残念な人との面「会」を終えた。


当時、別業界にいたSは人事部責任者だったらしいが、ノウハウ持っていた人間がぶっちぎりで遅刻ってどういうことだろう。
タイムイズマネーの常識をソリューション。
「応募者を試してるんじゃね?」と言う見解もたまーにあるが、印象を悪くするだけでメリットがない。
1/65536くらいの万が一で、そうであっても度を越えた遅刻はは社会人として失格。

尚、その企業は「人事部の責任者そのもの」も同時並行で募集していた。
要はその執行役員が人事において無能であったことが立証されている。
な ぜ そ ん な 奴 を 面 接 に 寄 こ し た 。


で、何が面白いかって、知人は面接直後の電車内で辞退のメールを早々に送った事だ。
彼の就活の成功を祈りたい。

 

 

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